産後のママのお話 〜どうやってぽっこりお腹になるのか〜
こんにちは,Rjarsです。
前回は、出産後の骨盤の変化と骨盤ベルトのメリット・デメリットについてお話させてもらいました。
まだの方はこちらをご覧下さい。
今回は出産後のぽっこりお腹になってしまった原因についてしていきたいと思います。
出産後ママさんたちが出産前と比べて、
お腹まわりが変わったな〜と感じる方は多いんじゃないでしょうか。
出産後のぽっこりお腹に変わってしまったワケ
ではどのように変わったのか解説していきたいと思います。
まずこの図をご覧ください。
これはお腹の筋肉の図なのですが、
左の図が妊娠する前のお腹の筋肉でして、しっかり張っているのがわかりますね。
この状態から妊娠が始まってお腹の中の赤ちゃんが少しずつ成長してくると、
だんだんお腹が膨らんでくるとともにこの筋肉が右の図のように真ん中のところが伸びてきます。
どんなイメージかと言いますと、
皆さんスーパーの袋を引き伸ばしたことはあると思いますが、伸ばしていくと段々と薄くなって袋がのびるような感じになりますよね、あのような感じです。
伸びてくれるおかげでお腹の赤ちゃんがママのお腹に入れる環境ができてくるのですが、皆さんの想像ってお腹の皮膚だけが伸びってしまっていると思っている方も多いのではないでしょうか?
実はここが1番大切なポイントです。
お腹の皮膚だけでなくこのようにお腹の中にある筋肉まで伸びて変わってしまっているので、ぽっこりとしたお腹になってしまうワケなんです。
それともう一つ、
2人目・3人目を妊娠した時は、お腹の大きくなるスピードや時期が1人目の妊娠する時と比べて早かったり大きかったりする話しを聞いたり体験している方はいませんか?
これも1人目の妊娠でお腹の筋肉が伸びたままの状態で2人目以降妊娠をするので、
1人目と比べて大きくなるスピードが早かったり、大きくなりやすかったりするワケなんです。
どうして、出産後腹筋がなくなった感じがするのか
「お腹にチカラが入らなくなった」、「腹筋がなくなった、出来なくなった」など
出産されたママさん達からよくこのようなお話をよく聞くことがあります。
これも、先ほど話をしたお腹の筋肉が赤ちゃんの成長と共に伸ばされてしまうコトでチカラが入れづらくなってしまっているワケなんです。
ですのでこの筋肉を産前の状態に戻さないといけないのですが、その為にもトレーニングが必要となってきます。
まず出産後の運動開始の時期の目安としましては、
①出産後、骨盤や腰、恥骨周辺などに痛みがないコト(帝王切開されている方は傷口に痛みがないコト)
②骨盤にグラグラした感じがないコト
③しっかりと睡眠が取れて健康な状態
上の3つが大丈夫で出産後3、4ヵ月あれば、少しずつ運動を開始してもいいと思います。
ただし運動をして少しでも痛みや違和感などありましたらすぐに中止してくださいね。
最初は激しいのはせずに簡単なものから始めるのがいいと思います、
オススメなのはピラテイスやヨガなどがちょうどいいのかな。
最後に、
前回と今回で産後のママさんのお話をさせてもらいましたが書くにあたって、ママさんだけでなくパパさん達にも読んで欲しいという思いも込めて書かせてもらってます。
ママのカラダはこれくらい出産によって大きく変わってしまうんだよ。
というのを少しでも知って欲しいという願いも込めて。
また質問などありましたら私のTwitter(@aruarupakao)に質問箱がありますのでぜひご質問ください、お待ちしております。