産後のママのお話〜産後のカラダの変化と骨盤ベルトについて〜
こんにちは、Rjarsです。
今している仕事でご出産されたママさんたちとお話しすることがありまして、特に多い疑問や質問などについて今回は話していきます。
色んなお話を聞くと共に育児をしながらの生活の大変さを感じています。
初産のママさんはわからない事だらけでとても不安な日々を過ごされていますし、
また出産後1ヶ月くらいまではカラダも痛く、夜泣きなども含めてなかなか寝られない日々や仕事をしていた時と違って休みの日もなく息つく暇もないのが毎日です。
もちろん中にはイクメンなご主人がいたり実家に近い方はお母さんやお父さんにみてもらいながら少し気が休まる時間ができる程度。
2人目以降のママさん達も1人目と違う大変さもあり、上の子の人見知りやイヤイヤ期にあたるともうてんやわんやだと思います。
ほんとこの世のママさん達には頭があがりません。
十分すぎるほど頑張っているのでどうぞパパさん達はしっかりとねぎらいましょう!
その一言があるかないかでは全く違いますので恥ずかしからず言いましょう。
そんなママさん達も出産後も産前に戻したい、体型などを戻したい、健康的になりたいなど色々声を聞いてこのブログを書こうと思い書かせてもらいました。
・産前、産後の変化について
出産後体型の変化や筋力の低下や無さに驚かれた方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
よくお話を聞くところで、「お腹がポッコリした」「腹筋がなくなった」「産前履けていたパンツやジーンズが入らなくなった」など聞いてないよ〜と言いたくなるほど変化が起こる方がとても多いです。
そこでまず妊娠中の骨盤の変化から説明していきます、
妊娠が始まると骨盤が開いて赤ちゃんが骨盤の中にいれる環境が出来てくるのですが、
ここで骨盤の関節や恥骨などに対して「リラキシン」と言われるホルモンが作用してきます。
このホルモンによって関節周りの靭帯などが緩み少しづつ骨盤が開いてくることで赤ちゃんのいれる環境が出来てきるわけなんですね。
ちなみにどのくらい緩むと思いますか?
この図でいう赤色と黄色の接触している部分が仙腸関節と言いここが約数ミリ開いてきます。もっと開いてる感覚だと思うところですがだいたいこれくらいです。
ちなみにこれは帝王切開の方も自然分娩の方もだいたい同じくらい開いているとも言われて、自然分娩の方が下から出る分骨盤が開いているイメージがあるかもしれませんが実はほぼ変わらないですよ。
意外に数字にして聞くとあまり開いていないイメージでしょうか?
ただそれだけでパンツやズボンが入らなくなるんだろうか?と思っている方も
いると思いますが変化をするのは骨盤だけでなく、骨盤にはまっている足の骨も変わってきます。
黄色い骨が外に開いていきますと股関節でジョイントされている足の骨もわずかながら外に開いてきて、そうすると骨盤でけではなく股関節にはまっている足の骨もわずかながら外側へ開いてきますのでズボンやパンツなどが上がらなかったり閉まらなかったりとなってくるわけです。
ここで皆さんやっているのが骨盤を締まると言われている《骨盤ベルト》
でないでしょうか。
では、骨盤ベルトのメリット・デメリットをお話していきたいともいます。
・骨盤ベルトのメリット・デメリット
メリットは、産後1ヶ月〜3ヶ月くらいは骨盤がホルモンの関係でまだ安定していなく、グラグラする感じやしっかりと安定しない感じがするなどと安定性が悪い時期でもあります。
こういった時期は骨盤ベルトなどを使って《骨盤をささえる》というのは凄くいいです。
また抱っこや中腰の姿勢などで腰を痛めた方にもとてもいいと思いますし、むしろやっていた方がいいと思います。
では逆にデメリットは何かと言いますと、骨盤を《締める》のには適さないです!
使ったことがある方はわかると思いですが、その骨盤ベルト使って生活していると上にズレたりしませんか?
これでは意味がないですよね。
またこれからの夏の時期ですと洋服の上からじゃなかなか着けていられないしカッコも悪いし、もうしなくていいか!ってなってしまいます。
なのでつける目的に合わせて、購入や着けている期間などみてやってもらえればいいと思いますしそうあるべきだと思っています。
少し長くなってしまったので他に伝えたかったことはまた別の機会で。
質問などしていただければお答えしますので気軽に質問してください。
このブログが皆さんの参考にして頂ければと思います。